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キャリアオーナーシップとはたらく未来研究会(第2期)

第2期(2022年度) 研究会で議論する6つの課題テーマを決定 ~「キャリアオーナーシップ経営」を準備・実装・検証するための論点を話し合う研究分科会を設置~

2022.09.20

研究会

「キャリアオーナーシップとはたらく未来コンソーシアム」、第2期(2022年度)の研究会に参画企業で議論する「キャリアオーナーシップ経営」を実践するための6つの課題テーマを決定しました。
 
第2期研究会では、「キャリアオーナーシップ人材を活用し、企業の中長期的な成長を生み出していく人的資本を最大化する実践方法(キャリアオーナーシップ経営)」の準備・実装・検証について、23社・団体の参画企業が、話し合いたい課題や論点を参画企業で出し合って6つの課題テーマに整理。合わせて、それぞれのテーマを議論するための研究分科会を設置しました。
 
今後は、の第2期参画企業がそれぞれ関心のある研究分科会に所属し、約半年かけて議論を深めていきます。議論した内容は「はたらく未来白書 2.0(仮)」としてまとめ、2023年3月に公開予定です。

■ 6つの研究分科会のテーマは下記の通りです。

  • 第1分科会 人事と他組織の接続(経営・事業との連携など)
  • 第2分科会 人事の役割と必要なケイパビリティ
  • 第3分科会 企業文化の醸成・適合
  • 第4分科会 マネジメント層の役割と育成
  • 第5分科会 非連続な環境の設定(副業・リスキングなど)
  • 第6分科会 キャリアオーナーシップ人材やキャリアオーナーシップ経営の診断・可視化

※「キャリアオーナーシップ経営」とは
「キャリアオーナーシップ経営」は、『はたらく個人の力を最大化させ、社会の力に変えていくために、企業が組織として新たな個人と組織との関係性を構築・再構築し、新人材戦略の策定と実施を通じて、経営戦略、事業戦略、人材戦略をダイナミックに連携させ、持続的な成長を促していく経営』を意味します。
「キャリアオーナーシップとはたらく未来コンソーシアム」の参画企業が、「キャリアオーナーシップ人材を活用し、人的資本を最大化することで、企業の持続的な成長を生み出していくには、どうしていくべきか?」という問いについて、各社の経営戦略、事業戦略、人事戦略を相互に共有しながらオープンに議論した内容を、実践の現場から見えつつある兆しをもとに、人的資本を最大化する実践論として体系化した概念で、2022年に発表しました。

※「キャリアオーナーシップ」とは
「我が国産業における人材力強化に向けた研究会」報告書(経済産業省、2018年)では、キャリアオーナーシップについて「個人一人ひとりが『自らのキャリアはどうありたいか、如何に自己実現したいか』を意識し、納得のいくキャリアを築くための行動をとっていくこと」と説明されています。
また、「持続的な企業価値の向上と人的資本に関する研究会 報告書~ 人材版伊藤レポート ~」(経済産業省、2020年)では、これからの個人と企業の関係性について、「企業は、画一的なキャリアパスを用意するのではなく、多様な働き方を可能にするとともに、働き手の自律的なキャリア形成、スキルアップ・スキルシフトを後押しすることが求められる」と指摘するとともに「個人は、キャリアを企業に委ねるのではなく、キャリアオーナーシップを持ち、自らの主体的な意思で働く企業を選択することが求められる」と報告されています。

参考:キャリアオーナーシップ リビングラボ 「キャリアオーナーシップとは?」

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